花粉症にまつわる雑学7選！意外と知らない豆知識

毎年春になると、目がかゆいし、鼻水は止まらないし…もう花粉症は天敵って思ってる人、多いよね。

でも実は、花粉症には意外な歴史や面白いトリビアがたくさんあるんだ。

例えば、「昔の日本には花粉症がなかった！？」とか、「花粉症の人は蚊に刺されにくい！？」なんて話、気にならない？

今回はそんな花粉症にまつわる雑学7つを紹介するよ！知っておくと、ちょっとだけ花粉症が楽になる…かも！？

花粉症は昔はなかった？日本で広まった理由

「昔の人は花粉症なんてなかった」ってよく聞くけど、本当にそうなの？実は、花粉症が日本で広まり始めたのは戦後のことなんだ。

それにはちゃんとした理由があって、環境の変化や人々の暮らし方が関係してるんだよ。

戦後のスギ植林が原因

日本で花粉症が増えた最大の原因は、戦後に大量に植えられたスギなんだ。

戦争で木材が不足したから、国が「スギをいっぱい植えよう！」って政策を取ったわけ。でも、成長して木材として使う前に、安い外国産の木材がどんどん輸入されるようになって、放置されたスギが花粉をバラまく結果に…

つまり、花粉症は「人間が作り出した現代病」って言えるんだね。

都市化による環境の変化

もう一つの原因は、都市部の環境の変化。

昔は土や草が花粉を吸収してくれてたけど、今はアスファルトやコンクリートばっかり。花粉が地面に落ちても、そのまま風で舞い上がるから、より長時間空気中を漂うようになっちゃったんだ。

さらに、排気ガスがアレルギーを悪化させるって話も。空気の汚れが花粉とくっついて、より刺激の強い花粉になっちゃうんだとか…。

だから、現代の日本で花粉症が広がったのも納得だよね。

花粉症になりにくい地域がある？

「花粉症って全国どこでもツラいの？」と思うかもしれないけど、実は花粉が少ない地域もあるんだ！

地域によってスギやヒノキの量が違うし、そもそも日本以外だと花粉症の原因になる植物が違ったりするんだよ。

北海道や沖縄は花粉が少ない

花粉症で悩んでる人が「北海道や沖縄に移住したい！」って言うことがあるけど、実はこれ、結構理にかなってる。

北海道にはスギやヒノキがほとんど生えてないから、スギ花粉症の人にとっては天国みたいな場所なんだ。

ただし、北海道には「シラカバ花粉症」っていう別のアレルギーがあるから、油断は禁物。沖縄もスギやヒノキが少なくて花粉の飛散量が少ないから、花粉症持ちにはありがたい場所だね。

海外では花粉症の種類が違う

日本ではスギやヒノキの花粉が主な原因だけど、海外だと違う植物がアレルゲンになることが多いんだ。

例えば、ヨーロッパではブタクサが有名。アメリカでもブタクサ花粉症が多くて、秋頃に症状が出る人が多いんだって。

つまり、日本から海外に行ったら「花粉症が治った！」と思っても、実は別の花粉症にかかる可能性もあるってこと。

旅行や移住を考えてる人は、現地の花粉事情もチェックした方がいいかもね！

雨の日は花粉が少ないはウソ？

「雨が降ると花粉が流されるから楽になるよね！」って思ってる人、多いんじゃない？

確かに雨が降ってる間は花粉が飛びにくいんだけど、実は意外な落とし穴があるんだ。

タイミングによってはむしろ花粉がひどくなることも…！

雨上がりは花粉が舞いやすい

雨の後って空気がきれいになった感じがするけど、花粉症の人には要注意の時間帯なんだ。

というのも、地面に落ちた花粉が雨上がりの風で一気に舞い上がることがあるんだよ。

特に午前中から昼過ぎにかけては要注意。雨が止んだ後、晴れて風が吹くと、たまってた花粉が一気に飛散するんだ。

「雨が降ったから今日はマスクいらないかな～」なんて油断すると、かえって症状が悪化する可能性もあるよ！

湿度が高いと花粉の飛散が変わる

じゃあ、雨が降ってる間は大丈夫なのかっていうと、これも一概には言えないんだ。

湿度が高くなると、花粉が水分を含んで重くなるから、確かに飛びにくくはなる。

でも、その代わりに「破裂した花粉」が細かく飛ぶことがあるんだよね…。

この破裂した花粉、通常の花粉より粒子が小さくて体内に入りやすいから、むしろ症状が悪化することもあるっていう。

雨の日だからって油断せずに、マスクやメガネでガードした方が安心だよ！

じゃばらや甜茶は本当に効くの？

花粉症の対策としてよく聞くのが「じゃばら」や「甜茶」だけど、実際のところ本当に効果があるのか気になるよね。

薬じゃなくて自然のものだから、「これで花粉症が治る！」とまではいかなくても、症状を和らげる可能性はあるみたいだよ。

抗アレルギー作用が期待できる成分

じゃばらには「ナリルチン」っていう成分が含まれてて、これがアレルギー症状を抑える働きがあるらしい。

実際に、和歌山県のじゃばら生産地では「花粉症の人が少ない」って話もあるくらい。

甜茶の方には「甜茶ポリフェノール」が入ってて、ヒスタミンの分泌を抑える効果が期待されてるんだ。

ヒスタミンっていうのは、くしゃみとか鼻水を引き起こす原因の物質だから、これを抑えられれば少しは楽になりそうだよね！

個人差があるため継続がカギ

とはいえ、じゃばらや甜茶を飲んだからといって、すぐに効果が出るわけじゃない。

こういう自然の食品は、毎日続けることが大事みたい。

実際に「甜茶を1ヶ月飲んだら症状が軽くなった」っていう人もいるし、「あんまり変わらなかった」って人もいるから、個人差はあるみたいだね。

ただ、副作用の心配が少ないから、試してみる価値はあるかも！

花粉症の薬と併用して、補助的に使うのが良さそうだよ。

花粉症の人は蚊に刺されにくい？

「花粉症の人は蚊に刺されにくいらしいよ！」なんて話を聞いたことある？

都市伝説っぽいけど、実はこれあながち間違いじゃないんだ。

その理由には、体内で起こっているある変化が関係してるんだよ。

ヒスタミンの働きが影響

花粉症って、アレルギー反応のせいでヒスタミンっていう物質が大量に分泌されるんだけど、これが蚊に刺されたときのかゆみにも関係してるんだ。

蚊に刺されるとかゆくなるのは、体が「異物が入った！」って判断してヒスタミンを出すから。

でも、花粉症の人はすでにヒスタミンが花粉症対策で大量に出ちゃってるから、蚊に刺されても反応が鈍くなることがあるんだ。

だから、「気づいたら刺されてたけど、かゆくないな…」なんてことが起こるんだね。

かゆみの感じ方が違う？

さらに、花粉症の薬を飲んでる人は蚊のかゆみを感じにくくなることもある。

花粉症の薬には抗ヒスタミン薬が入ってて、これはヒスタミンの働きを抑えるもの。

つまり、花粉症の症状を抑えるだけじゃなく、蚊に刺されたときのかゆみも軽減する効果があるんだ。

だから、夏に「今年はあんまり蚊に刺されないな～」と思ったら、実は刺されてるけどかゆみを感じてないだけかもしれないね。

とはいえ、蚊に刺されるのはやっぱりイヤだし、ちゃんと虫除け対策はしたほうがいいよ！

マスクだけでは防げない理由

「マスクをしてれば花粉症対策はバッチリ！」と思ってる人、ちょっと待った！

確かにマスクは花粉の侵入を減らしてくれるけど、それだけじゃ防ぎきれないんだ。

実は、花粉はマスク以外のルートからも体内に入ってくるんだよ。

服や髪に付着する花粉

外に出ると、空気中には目に見えないほど小さな花粉がたくさん飛んでる。

それらは当然、服や髪にもくっつくんだ。

特にウールやフリースみたいな素材は、花粉がつきやすくて落ちにくいから注意が必要！

家に帰っても、服についた花粉をそのままにしてたら、室内で花粉をまき散らすことになるんだ。

対策としては、玄関で服を払う、花粉がつきにくい素材の服を選ぶことが大事だよ！

目や鼻の粘膜からの侵入

マスクをしてても、花粉は目や鼻の粘膜から入ってくることがある。

特に目は、外にさらされてるから花粉の影響を受けやすいんだ。

「マスクしてるのに目がかゆい！」ってなるのはそのせい。

これを防ぐには、花粉対策用のメガネを使うのがオススメ！

また、鼻の粘膜に直接塗る花粉ブロックスプレーなんかも効果的だよ。

マスクだけに頼らず、全身で花粉対策を考えるのが大事だね！

花粉症は突然治ることがある？

「長年花粉症に悩んでたのに、ある日突然症状が軽くなった！」っていう話、聞いたことある？

実はこれ、あり得る話なんだ。

花粉症は一生続くものと思われがちだけど、体質の変化や免疫の働きによって症状が軽くなることがあるんだよ。

体質の変化で軽減することも

人間の体は年齢とともに免疫バランスが変化することがある。

花粉症って、言ってみれば「免疫が過剰に反応してる状態」だから、年齢を重ねるうちにその反応が鈍くなることがあるんだ。

特に高齢になると、免疫の反応自体が弱まるから、「昔はひどかったのに最近は軽くなった」っていう人も結構いるみたい。

ただし、逆に「急に発症することもある」のが花粉症の厄介なところ。

花粉の許容量（アレルギーバケツ）がいっぱいになったら発症するっていう説もあるから、今平気な人も油断は禁物だよ！

免疫機能と関係が深い

花粉症の症状は、免疫機能のバランスに大きく関わってる。

例えば、生活習慣の改善や食事の見直しで、腸内環境を整えると、花粉症の症状が軽くなることもあるんだ。

実際、ヨーグルトや乳酸菌を摂るといいって話を聞いたことあるよね？

また、ストレスも免疫に影響を与えるから、リラックスする習慣を持つのも効果的かもしれない。

花粉症が突然治ることもあれば、悪化することもあるから、普段から体調管理をしっかりしておくのが大事だね！

花粉症の雑学まとめ

花粉症についての雑学を7つ紹介してきたけど、意外な事実もあったんじゃないかな？

特に、戦後のスギ植林が原因だったり、北海道や沖縄では発症しにくいなんて話は、知らなかった人も多いかも。

花粉症対策って、マスクや薬だけじゃなくて、食生活や生活習慣を見直すのも大事なんだよね。

とはいえ、完全に防ぐのは難しいから、自分に合った対策を見つけてうまく付き合っていくのがポイント。

今年の花粉シーズンも、できるだけ快適に乗り切れるように、ちょっとした工夫を取り入れてみてね！