中国って、歴史も文化もすごく奥が深い国なんだよね。
そんな中国には、思わず「えっ、そうなの!?」って驚くような面白い雑学がたくさんあるんだ。
今回は、その中から選りすぐりの7つを紹介するよ!
知っておくと話のネタにもなるし、中国をもっと身近に感じられるかも!?
さぁ、それでは早速見ていこう!
- ✔ 中国のユニークな文化や習慣
- ✔ 万里の長城やパンダに関する意外な事実
- ✔ 中国の数字にまつわる縁起やネット規制の実態
1. 中国ではパンダは「国家の財産」
パンダはすべて中国の所有物
世界中の動物園で見かけるパンダだけど、実は全部中国の所有物なんだ。
例えば、日本にいるパンダも「レンタル」されているだけ。
もし赤ちゃんパンダが生まれたら、それも中国に返さなきゃいけないというルールがあるんだよ。
貸し出しには高額な費用がかかる
「じゃあ、パンダを借りるのにいくらかかるの?」って思うよね。
実は年間100万ドル(約1.5億円)以上かかると言われているんだ。
しかも、このお金はパンダの保護活動に使われるから、ただのレンタル料じゃないんだよ。
それにしても、パンダってめちゃくちゃ高級な動物だよね…!
2. 中国の万里の長城は宇宙から見えない
「宇宙から見える」は誤解
よく「万里の長城は宇宙から見える」って言われるけど、実は肉眼では見えないんだ。
地球にいるときはあんなに長いのに、宇宙から見ると細すぎて識別できないらしい。
ちょっと夢が壊れるけど、これが現実…!
実際に宇宙飛行士が証言
「いやいや、ほんとは見えるんじゃないの?」って思うかもしれないけど、実際に宇宙に行った中国人宇宙飛行士が「見えなかった」と証言してるんだよ。
NASAの宇宙飛行士も同じことを言ってるし、科学的にも「見えない」ことが証明されてる。
ただし、夜に街の灯りがつながってるのは見えることがあるらしいよ。
だから万里の長城だけが特別見えるわけじゃないってことだね!
3. 中国の国土には5つのタイムゾーンがある
全土で「北京時間」を使用
中国ってめちゃくちゃ広いよね? 実は国土には5つのタイムゾーンがあるんだ。
でも、なぜか中国全土で「北京時間」が使われてる。
つまり、東の上海も、西のウルムチも同じ時間。
「いや、時差あるでしょ!」って思うかもしれないけど、中国政府は全国統一の時間を決めちゃったんだよね。
新疆ウイグル自治区には「独自の時間」も
でも、そんなのやってられない!ってことで、西の新疆ウイグル自治区では、地元の人たちが「新疆時間」を使ってるんだ。
北京時間より2時間遅れの時間で生活してることが多いんだって。
だから、新疆で誰かに「何時?」って聞くと、「北京時間?」それとも「新疆時間?」って確認されることもあるらしいよ!
こんなに広いのに時間を1つにまとめちゃうの、なかなか大胆だよね!
4. 中国の挨拶「吃了吗?」は「ご飯食べた?」
「こんにちは」の代わりに使われる
中国では「こんにちは!」の代わりに、「吃了吗?」(チーラマ?)って聞かれることがあるんだ。
意味はズバリ、「ご飯食べた?」。
日本で「お元気ですか?」って聞くような感覚で、相手の様子を気遣うための言葉なんだよね。
でも、これを聞かれたからといって、正直に「まだ食べてない」とか答える必要はないよ!
実際は「吃了!(食べたよ!)」って適当に返せばOK。
かつての食糧難が由来
この挨拶が生まれた背景には、中国の歴史が関係してる。
昔、中国では食糧不足の時期があったんだ。
だから、「ちゃんと食べられてる?」っていう意味で、自然とこの挨拶が広まったらしい。
今は食べ物が豊富になったけど、この習慣は昔の名残として残ってるんだよ。
中国に行ったら、ぜひ「吃了吗?」って聞かれたらサラッと「吃了!」って答えてみよう!
5. 中国には「偽ディズニーランド」が存在した
ディズニー風テーマパーク「北京石景山遊楽園」
中国にはかつて「偽ディズニーランド」があったのを知ってる?
その名も「北京石景山遊楽園」。
パーク内には、どこかで見たようなネズミのキャラや、おとぎ話のお城みたいなものがあったんだ。
しかもスローガンが「夢は決して終わらない」。
どこかで聞いたことある気がするけど、きっと気のせい…だよね?
著作権問題で閉鎖
この「偽ディズニー」、しばらくは普通に営業してたんだけど、やっぱり著作権の問題が指摘されちゃった。
ディズニーのキャラにそっくりなキャラクターが多数登場していたため、海外メディアにも取り上げられることに。
結局、2011年に閉園することになったんだ。
今では本物のディズニーランドが上海と香港にあるから、もうこういうパークは登場しない…はず!
6. 中国のネット規制は世界トップレベル
「グレート・ファイアウォール」と呼ばれる規制
中国ではインターネット規制がめちゃくちゃ厳しいんだ。
その規制システムは「グレート・ファイアウォール」って呼ばれてる。
名前の元ネタはもちろん万里の長城(グレート・ウォール)。
つまり、ネットの世界でも中国は自国を守るための「壁」を作ってるってわけ。
GoogleやFacebookは使用不可
この規制のせいで、Google、Facebook、YouTubeとかの海外サイトは基本的に使えない。
じゃあ、中国の人はどうしてるの?って思うよね。
実は、中国には独自のサービスがあるんだ。
例えば…
- Googleの代わり → 「百度(バイドゥ)」
- Twitterの代わり → 「微博(ウェイボー)」
- YouTubeの代わり → 「ビリビリ動画」
つまり、中国のネットは完全に独自の世界になってるんだよね。
ただし、VPNを使えば海外サイトにアクセスできることもあるけど、規制がどんどん厳しくなってるみたいだよ。
7. 中国では「8」が幸運の数字
「8」は発音が「お金持ち」に通じる
中国では「8」がめちゃくちゃ縁起のいい数字とされてるんだ。
理由はシンプルで、中国語の「8(バ)」の発音が「発財(ファーツァイ)」に似てるから。
「発財」ってのは、つまり「お金が増える」「商売繁盛」って意味。
だから、お金持ちになりたい人たちは、8が入った電話番号や車のナンバーを高額で買うこともあるんだよ。
オリンピックの開会式も「8」にこだわった
この「8」好きは、オリンピックにも影響を与えたんだ。
2008年の北京オリンピック、覚えてる?
実は、開会式の開始時間が2008年8月8日、午後8時8分8秒だったんだよ!
ここまで「8」にこだわるのは、さすが中国って感じだよね。
ちなみに、逆に「4」は不吉な数字とされてて、エレベーターの階数表記から消えてることもあるんだ。
理由は「4(スー)」の発音が「死(スー)」と同じだから。
こういう言葉の語呂合わせを大事にするのも、中国らしい文化だよね!
中国の雑学まとめ
中国には、驚くような雑学がたくさんあるよね!
今回紹介した7つの雑学を知っておけば、話のネタにもなるし、中国の文化をもっと面白く感じられるはず。
パンダがレンタル制だったり、万里の長城が宇宙から見えない話なんかは、特に「へぇ〜!」ってなるポイントかも。
もし中国に行くことがあったら、「吃了吗?」(ご飯食べた?)って聞かれたら、「吃了!(食べたよ!)」って答えてみてね!
それでは、また次回の雑学ネタでお会いしましょう!

- ★ 中国のパンダはすべて中国の所有物で、高額なレンタル料がかかる
- ★ 万里の長城は宇宙から肉眼では見えないというのが事実
- ★ 「8」は幸運の数字、「4」は忌み嫌われる数字とされている
- ★ 中国のインターネット規制は厳しく、独自のサービスが発展している
コメント